類似品にご注意

 日々様々なスクラップを目にしていると、似ているけどよくよく調べてみると全く違うものだったという事があります。高く売れると思って持ち込まれたものに対して「これは違います」と説明するとお客様もがっかりされることもあります。お気持ちもよくわかりますが、私達も安いものを高く買って損をするわけにもいかないので、そのあたりは厳しく検収しています。そんな訳で今回のテーマは【類似品】です。

 スクラップを扱う上で選別は大切なことですが、中には「なんでこんな紛らわしいもの作ったんだ!?」と思うようなものも多々あります。あくまでスクラップ業者目線ですから、分別やリサイクルの事までは考えていなかったのかもしれませんし、安い素材で高級感を出す目的だったり、なにか特別な理由があるのかもしれません。だからといってうっかり混入させてしまって良いものでもないので、しっかり見極めることが大切です。それではいくつか例をあげてご紹介しましょう。

避雷針のアース棒

水道の蛇口

 

 

 上で紹介したもの以外にも紛らわしい品物はいくつもあり、見分ける技術と知識が必要です。皆様もとりあえず怪しいと感じたら、磁石とやすりでチェックしてみてください。それではまた次回。

2016年10月12日